カリスマとは??
ウイキペディアによると
一般的には、特定の人物に宿る特別な能力や資質をあらわす概念である 。
とりわけ、人々を引きつけたり信服させるある種の人格上の特質や魅力を指す 。
ドラゴンゲート時代の鷹木信悟
私が思うドラゴンゲートは、ルチャをベースとした華麗な空中技とスピーディーな展開、ユニット同士の抗争、芸人さん顔負けのマイクが特徴だと思っています。
そのドラゴンゲートで信悟がデビューしたときに違和感しかありませんでした。

でも、新日本プロレスに来た信悟はパワー、スピード、テクニックを存分に発揮し、今や新日本プロレスになくてはならない存在になっていると思われます。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでの信悟の立ち位置が、相手選手の良さを引き出した上で勝つ!!
信悟が道場長で、相手選手が道場生に見えてしまうことが度々ありました。
私が信悟に感じていた違和感は、ドラゴンゲートでは飛び技を主体とした軽量級選手が主体の団体なので、信悟自身もっと~もっと~ゴツゴツした闘いを求めていたのかもしれません。
それがドラゴンゲートの色とはちょっと違ったから、私は違和感を感じていたのかもしれないと最近になってようやく気付くことが出来ました。
内藤哲也
信悟に嫉妬しかないと語っていた内藤哲也。
この日の入場はいつもと違い、リングインするときに長い間目をつぶっていたので、見ている私の方が緊張してきたぐらいです。

いつもと違う内藤哲也をファンに見せ、”この試合は俺にとって特別”という意識付けをしていたのか?
それとも過去ほとんど勝てたことのない相手との一戦に、過去の自分をリングの外に置くためにそうしたのか?
ちょっとした選手の動向で妄想スイッチが入ってしまいます(笑)
G1内藤哲也vs鷹木信悟
何度も内藤選手の首がもげそうな攻撃に息が止まりそうになりました。
初対決にもかかわらず、相手の出してくるであろう技に対応した切り返しに声を上げてしまいました。
私は、この試合中に何度か涙腺が崩壊してしまいました。。。
もう何度も内藤選手が負けてしまうんではないかと思ってしまうぐらい信悟は本当に強かった!!
内藤選手がいつもよりもっと~もっと~強い信悟を引き出した様に私は感じています。
あれだけ技をくらって、最後には息も切れずにマイクをしてしまうなんて。。。(驚)
サブウェイでサンドイッチを食べたらスタミナがつくんですか?
内藤選手教えてくださいっ!!
この試合後、内藤選手が信悟に 『まずは、ま・ず・は、鷹木! 鷹木、去年の10月、新たなるパレハとして迎え入れたこと、やっぱり間違いじゃなかったよ。またいつかシングルマッチで闘う日を楽しみに待ってるぜ、カブロン! 』
と言って信悟が退場するまで微笑みながら見送り、1人拳を突き上げる。。。

少年漫画を見ているようなライバルストーリーがそこにありました。
内藤選手の表情がとても清々しかったのでその理由を考えてみたんですが・・・
今まで嫉妬を抱いていた相手に勝てたからなのか?
闘ったもの同士にしか分からない、今までとは違った感情が芽生えたからか?
信悟に勝利したことで過去の自分を乗り越え、今現在自分が思い描いているインターコンチを持ちながらIWGPヘビーを戴冠するという目標が達成できるという確信に変わったからか?
いつもとはほんの少し違った表情をすることで、私たちファンの心を鷲掴みにして離さない所が内藤哲也がカリスマと呼ばれる所以なのかもしれませんね。
内藤哲也と鷹木信悟のストーリーはどこにつながっていくのか?
その答えはもちろん・・・・