2024年、新日本プロレスの中心選手であったオカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイが退団。
前年にはバレットクラブのリーダー ジェイ・ホワイトも新日本プロレスを退団しています。
また新日本プロレスのエース 棚橋弘至も2026年1月4日に引退することを表明。
新日本プロレスを支えていた選手の相次ぐ離脱、上手くいかなかった新陳代謝。
このことが今回の東京ドーム大会のカードに大きく反映されたのではないでしょうか。
そこで最近の1.4東京ドーム大会を振り返ってみました。
新日本プロレス 1.4東京ドームメインイベント
東京ドーム大会名 | IWGP世界ヘビー級王者 | 挑戦者 |
WK18 | SANADA | ◯内藤哲也 |
WK17 | ジェイ・ホワイト | ◯オカダ・カズチカ |
WK16 | 鷹木信悟 | ◯オカダ・カズチカ |
WK15 | 内藤哲也 | ◯飯伏幸太 |
WK14 | ◯オカダ・カズチカ | 飯伏幸太 |
WK13 | ケニー・オメガ | ◯棚橋弘至 |
WK12 | ◯オカダ・カズチカ | 内藤哲也 |
WK11 | ◯オカダ・カズチカ | ケニー・オメガ |
WK10 | ◯オカダ・カズチカ | 棚橋弘至 |
新日本プロレス最大の興行東京ドーム大会。
そのメインイベントを任せられた人は、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、ケニー・オメガ、内藤哲也、飯伏幸太、鷹木信悟、ジェイ・ホワイト、SANADAの8名。
今現在新日本プロレスで活躍しているのは、内藤哲也、鷹木信悟、SANADAの3名。(タナは引退表明しているので省く)
この3名はザック・セイバーJr.と対戦し敗れています。
新日本プロレスにはもう東京ドームのメインイベントを任せられる人がいなかったのです。
だから令和闘魂三銃士の1人 海野翔太に賭けたのではないでしょうか?
新日本プロレス 海野翔太はブーイングを跳ねのけ真のメインイベンターとなれるのか?
11.4 IWGP世界ヘビー級選手権試合 ザック・セイバーJr. vs. 鷹木信悟戦でザックが防衛。その日SANADAに勝った海野翔太が挑戦表明しましたが客席からブーイングが起こりました。
無関心より反応されるということはいいことやと思うけど、ヒールでもないのにブーイングは辛い。
過去を振り返ると新日本プロレスのエース棚橋弘至もブーイングを浴びてきました。
ブーイングに負けることなく、新日本プロレスから飛び出すことなく、本隊を抜けることもなく、ファンに”愛”を叫び続けました。
試合内容でも、リング外の行動でもファンに認められ新日本プロレスのエースとなった棚橋弘至。
強い信念を持ちそれを継続し続けることは簡単ではありません。
だから自分の考えを発信し、それを実現し、継続していける人がメインイベンターとなるのかもしれません。
棚橋さんの言葉、聞いただろ、『若い世代に託す』って。俺は自信を持って言う。新日本プロレスの本隊だ。俺がやらなくて誰がやるんだよ。俺が新日本プロレスの中心で、ライオンマークを背負って、ライオンマークを守って、日本に、世界に届けなくて、誰がやるんだよ!
2024.10.14海野翔太バックステージコメントより
棚橋弘至に憧れ、ヤングライオンの頃から「生え抜きが新日本プロレスのトップに立たなければならない」と語っていた海野翔太。
誰に何を言われても、強い気持ちで今の現状を乗り越えた先にはメインイベンターとしての道がきっとひらけているはず。
内藤哲也、SANADA、鷹木信悟を破った最強のザック・セイバーJr.から勝利するのは簡単ではありません。
だからこそ最強のザックを下し、トップに立てば今の状況が変わるのではないでしょうか。
ブーイングを跳ねのけ歓声を浴びる東京ドーム大会にすることが出来るのか?
後で振り返れば2025.1.4は新日本プロレスにとって、新世代のエースが誕生した日やったねと語り継がれる日となるのか?
新日本プロレスからますます目が離せません。
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