中島佑斗はファレ道場と野毛道場を背負って闘っている

新日本プロレス
njpw公式より

バッドラック・ファレは、2010.4月にキング・ファレとしてデビュー。9月には青義軍へ加入。2012.2.10にはキング・ファレ壮行試合で師匠でもある永田裕志と対戦。

永田「ファレがこうやって、世界に羽ばたくっていうことは、青義軍から出ていくことは、やっぱり嬉しいことですよ。青義軍の枠は小さいよ。新日本のみならず、世界に羽ばたくこの体ですよ、で、あれだけ動ける。トレーニングの仕方、体のつくり方、新しい動き。一つ一つ取り入れたら、とんでもないバケモノになる。究極のスーパースターになってほしい。青義軍の枠から出る。喜ばしいことですよ。な?」
ファレ「向こう行っても『青義軍』ですから」

2012.2.10キングファレ壮行試合にて

海外遠征へ出発したキング・ファレが、2013.4.7 プリンス・デヴィットの用心棒バッドラック・ファレとして登場。5.3にバレットクラブ結成となりました。

バレットクラブ創設メンバーでもあるバッドラック・ファレは、ニュージーランドで道場を設立しています。

私

ファレの心はいつまでも青義軍やねん!!

そのファレ道場から2019年ヤングライオン杯に出場したマイケル・リチャーズ。残念ながら勝ち点は2点しか取れず、ヤングライオン杯を終えました。今現在リチャーズ選手はどうされているのでしょうか???気になります。

そしてそのファレ道場で修行した中島佑斗。ファレ道場にとって中島佑斗は期待の新星です。

だから後楽園ホール大会で行われる師弟対決に注目せざるを得ませんでした。

中島佑斗とタッグを組んだ永田裕志は、対戦相手でもあり、師弟関係であったファレに対してバックステージで語りかけます。

永田「今日は中島と初めてのタッグマッチで、しかもあんな強敵が相手で。でも、中島は新日本プロレス入門前にファレの道場に行って、そっから改めて新日本のテストを受けて、受かった選手。それを見てファレがどう感じたか? 今日の中島の戦いぶり。自分の道場に来て、新日本プロレスに送り込んで、テスト受かって、1年以上かけてデビューに漕ぎ着けた中島を見て、ファレが何を感じたか? どういう気持ちだったか? そこだけちょっと気になりました。以上です」

2021.12.21バックステージコメント

残念ながらファレから中島佑斗についてコメントされることはありませんでした。

でも師匠と対戦した中島佑斗からファレへの感謝の気持ちが語られました。

中島「オレはよ、ファレさんには義理しかねえんだ。間違いなくあんたがいなかったら、オレは今ここにいねえ。ずっと疑問に思ってたことがあんだよ。なんでトライアウトに3回も落ちた日本人をあんたは拾ったんだ? オレに何かを見出したのか? それともただの気まぐれか? そんなのはな、分かんねえんだよ。今となってはどうでもいい。もっと強くなって、もっともっと強くなって、あんたの目が、あんたの気まぐれが正しかったっていうのを、オレのプロレス人生を懸けて証明してやるよ。次、あんたといつ試合するか分かんねえけどよ、その時も思いっきりぶん殴ってやるよ」

21.12.22後楽園ホール大会バックステージコメントより

自分のためにプロレスラーとして一生懸命頑張るのは当然。トップを狙って行くのも当たり前。

自分の為だけではなく、トライアウトに3回落ちた俺を拾ってくれたファレの為にもトップにのし上がっていく姿を見せてやるからな!!という気持ちが伝わって来ます。自分は野毛道場生でもあり、ファレ道場生でもあるというプライドが垣間見れます。

中島佑斗はファレ道場と野毛道場2つの道場を背負い闘っています。

バッドラック・ファレは凱旋帰国し、バレットクラブの創設メンバーとなりそのユニットは今もなお勢力を拡大し続けています。

今現在中島選手は、ヤングライオンの中で遅れを取っているように私には感じられます。

でもハングリー精神旺盛な中島選手なら師匠であるファレのように、一大旋風を巻き起こすようなユニットの立ち上げに一役買うのではないかと思えて来ました。

中島佑斗がヤングライオンを卒業するのはまだまだ先ですが、ファンに期待させる何かを持っている彼の成長がこれからも楽しみです🎵

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