2021.1.4 WRESTLE KINGDOM 15 内藤哲也 vs. 飯伏幸太。飯伏選手が勝利し、IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座に輝きました。
飯伏『僕は一人でもファンの方がいるんであれば、別に僕を見たいわけではなくて、プロレスを見たいという人が一人でもいれば、どこでもタイトルマッチをやります。どこでもなんでも大丈夫です。もっともっとプロレスを広めていきたい。(中略)2021年は飯伏幸太の年にしたいし、僕だけじゃなくてプロレス界全体を盛り上げていきたい。』
1.4バックステージコメント
翌2021.1.5 飯伏幸太 vs. ジェイ・ホワイト戦で2冠王座を防衛し神になりました。
前日31分超えの試合を終え、体がどれだけキツくても新日本プロレスを代表するチャンピオンだから翌日も試合をしなければいけない。
またチャンピオンはただ試合をすればいいという訳ではありません。
メインイベンターは、お客さまを満足させて帰さなければいけないのです。
イブたんとおジェイの試合でさぶいぼ立ったよ
飯伏幸太はIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタル同時戴冠で本当の神になった?
1.5ジェイ・ホワイトを下し、リング上で『本当の神になったーーー!』と叫んだ飯伏幸太。
神とは???
IWGPヘビー級ベルトを8回戴冠した棚橋弘至を神と呼び、IWGPインターコンチネンタル王座最長保有期間記録を持つ中邑真輔にも特別な想いを持つ飯伏幸太。
その2人の持っていたベルトを同時に戴冠したということが”本当の神になった!”発言になったのでしょうか。
私はそれ以外にも、他団体経験者の飯伏幸太だからこそ出来る役割をするから”神”になった発言になったと感じています。
今まで誰も思いつかなかったこと、出来なかったことをするために生まれたチャンピオン。
言いたいことがあります。この“最高”のベルト、インターコンチのベルトと、“最強”のベルト、IWGPヘビー級のベルト、これを、一つにしたい。僕は“最高”も“最強”もほしいし、誰もインターコンチだけ挑戦したり、IWGPヘビーだけ挑戦したりしてない。じゃあ何の存在意義があるんですか、2冠に。僕は、これを一つにしたいと思います。そして、本当の夢を叶えたいと思います。ここから、プロレスはどんどん広がると思います。広めるために、僕は一つに統一したい。(中略)僕の本当の夢は、プロレスを本当に世界一の競技にしたい。
1.5バックステージコメントより
IWGPヘビー級のベルトに憧れ、新日本プロレスに入団した新日本プロレスしか知らない選手には、IWGPヘビーとインターコンチのベルトを統一し、1つのベルトにするという発想はないし言えません。
飯伏幸太は、他団体を経験し新日本プロレスに入団。
柔軟で自由な発想が”ベルトの統一”発言につながったのでしょう。
新日本プロレスがIWGP世界ヘビー級王座新設を急がなければならない理由
飯伏幸太が掲げる IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座統一に反対した内藤哲也が敗れました。
その翌日、新日本プロレスからIWGP世界ヘビー級王座新設の発表。
翌日に発表って早すぎ!!
新日本プロレスがIWGP世界ヘビー級王座新設を急がなければならない理由は・・・
IWGPヘビー級王座と、IWGPインターコンチネンタル王座を持つ2冠王者。
新日本プロレスは、IWGPインターコンチネンタル王座戦のみを扱う危うさを感じていたのでしょう。
もし2冠王者にIWGPインターコンチネンタル王座だけに挑戦。
挑戦者が勝った場合、2冠王者はIWGPインターコンチネンタル王座陥落。
ところがIWGPヘビー級王者というおかしな構図になります。
IWGPヘビー級=新日本プロレスナンバーワンのイメージが崩れます。
新日本プロレスは、IWGPヘビー級王座と、IWGPインターコンチネンタル王座を分けてタイトルマッチを組むことにリスクがあると感じていたのです。
だから頑なにIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座のベルトを分けて挑戦させなかったのではないでしょうか。
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座統一という新日本プロレスの決断が早かった理由は、IWGPヘビー級王座のイメージや歴史を守るためだったのです。
2021.3.4旗揚げ記念日でエル・デスペラードに勝利し、初代IWGP世界ヘビー級王座に輝いた飯伏幸太。
プロレスを世界一の競技にするために”逃げない、負けない、諦めない”姿勢でこれからも突き進んでいくでしょう。
新日本プロレスで飯伏選手がもっと自由にプロレスをすれば、今までとは違う光景を目撃出来そう。
その光景とは一体どういうものなのか?
新日本プロレス飯伏幸太から目が離せません。
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