ヤングライオン時代『名門サラブレッド』というキャッチフレーズがついていたデビッド・フィンレー。
WWEでも活躍していた父を持っていたことから、プロレスが生活の中に当たり前にあった環境。
父親が有名なプロレスラーであるというポジティブなところと、その父と比べられるというネガティブなところを分かった上で父親と同じプロレスラーを選んだフィンレー。
父親がプロレスラーだったということは、その父に可愛がってもらった人はフィンレーを可愛がるだろうし、普通の人よりはチャンスを与えられるのかな。(完璧妄想)
でもその分、偉大過ぎる父親と比べられるという普通の人では考えられないプレッシャーとも戦なければいけません。
新日本プロレスデビッド・フィンレー『今年は俺の年』発言に期待しかない
デビッド・フィンレーは、育ちがいいから(?)ヤングライオン時代からオレが!!オレが!!という主張が私には全く見えませんでした。
フィンレーが対戦相手に攻められると、観客から自然に『フィンレー』コールが巻き起こっていました。
フィンレーはきっと性格がいいんやろうな~(と勝手に妄想)
それとは対照的にヤングライオンでありながら、どことなくヒール感漂うジェイ・ホワイト。(ハングリー精神が隠せない)
新日本プロレスに入団し、ジェイ・ホワイトよりも早く新日本プロレスでベルト(NEVER6人タッグ王座)を獲り、誰よりも1歩先を歩んでいたはずだったのに・・・。
ヤングライオン時代に切磋琢磨していたジェイ・ホワイトは凱旋帰国し、IWGP USヘビー級王座、IWGPインタコンチネンタル王座、IWGPヘビー級王座を戴冠し瞬く間に新日本プロレスのトップへと駆け上がって行きました。
フィンレー自身もIWGPタッグ王座、WORLD TAG LEAGUE2019を制し、最近ではインパクト・レスリングで世界タッグのベルトを戴冠。
とはいえ、バレットクラブのリーダー ジェイ・ホワイトとの差を感じていないはずがありません。
フィンレー『・・・お前がマディソン・スクエア・ガーデンのメインに立った時、怪我をしてた俺は家から試合を見ていた。あの舞台に立てなくて本当に悔しかった。お前が歩んできた道が自分のものだったら……と何度思ったことか。お前が今立ってる場所に自分が立ちたい。お前が巻いてきたIWGPのベルトを巻きたい。だからこそお前は倒し甲斐がある相手だ。ジェイ、準々決勝は明後日。もうお前が知ってる過去の俺とは違うぞ。お前を倒し、俺の真価を見せてやる。・・・』
2021.3.16後楽園ホールバックステージコメントより
NEW JAPAN CUP2021で、ヤングライオン時代から続くvs.ジェイ・ホワイト戦の連敗記録をストップ。ところが足の負傷が影響したのか?惜しくもウィル・オスプレイに敗れました。
以前もフィンレーがこれから活躍するのではないかと思った矢先、肩の負傷で長期欠場したことがありました。
今回もデビッド・フィンレーがこれから活躍するのではないかと期待していたら足の負傷。
なかなか上手くことが進みません。
でもその上手く行かないところが応援したくなります。
そんなデビッド・フィンレーが『今年は俺の年になる』と語っていました。
その言葉通り今まで12連敗していたジェイ・ホワイトにも勝ちました。
新日本プロレスのトップ戦線に絡んで行くためには、タッグだけではなくシングルプレイヤーとして進化している姿をファンに魅せ続ける必要があります。
これからデビッド・フィンレーがどのようにして『今年は俺の年』にしていくのか?
新日本プロレスからますます目が離せません。
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