2020.9.11(金)後楽園ホール大会 NEVER無差別6人タッグ選手権試合。
同じユニット同士の対決。
終盤石井智宏 vs. SHOを2人が納得するまで闘わせてあげようというCHAOSメンバーの気持ちが見えました。
またその気持ちにこたえようと、2人は気持ちと体をぶつけ合った素晴らしい試合だったと感じました。
試合後涙腺崩壊しました(苦笑)
更年期障害ちゃうかな?
命の母を買ってこようか?
CHAOSのお父さんでもあり、お母さんでもある石井智宏
同じユニットで行動していると、車内、控室でも一緒に過ごしていく中で自然と人となりが分かって来ます。
『あれ?今日はちょっと元気がないな。』とか『今日はめっちゃテンション高いからいい事あったんかな?』なんて事も同じユニットに所属していると分かるようになります。(妄想)
いつも一緒にいるからこそ調子の良し悪しや、その人のいいところが他のユニットの選手よりも把握しやすいと思います。
ユニット同士の闘いが胸アツになる理由は、対戦相手の調子の良し悪しや、特徴がいつもそばで見ているので対処しやすいからではないでしょうか。
また他のユニットには負けない闘いをするぜ!!という想いもあるから自然と胸アツな闘いになるのでしょう。
そんなCHAOSの中で石井智宏は最年長。
今年45歳!!(12月10日が誕生日)
石井選手はCHAOSのお父さんであり、お母さんなのかもしれません。
そのCHAOSのお父さんでもあり、お母さんでもある石井選手は、真面目で不器用(?)なSHOの前に立ちはだかりました。
自分がSHOの前に立つことで試練を与え、それを乗り越えるために試行錯誤することがSHOの成長につながると考えていたのではないでしょうか。
いつもは寡黙な石井智宏がバックステージでコメントを残し、リング上でもSHOを称えていました。
石井「(※1人で現れ)よし! 田中(SHO)、悔しいだろう? あれだけタンカを切って負けたんだからな。でも気にすんなよ。あいつの悔しい気持ちがどれだけ大きいか知んねぇけど、その悔しさが大きけりゃ大きいほど、それを乗り越えたとき、そのぶん強くなるよ。田中! 毎試合、こういう気持ちで来いよ、コラ! あぁ!? 俺が相手だろうが関係ねぇんだ。毎試合、こういう気持ちで相手に向かっていけ。まあ、悔しい思い、辛い思い、情けない思い、これをたくさんした人間っていうのはよ、それを乗り越えたとき、必ずそれ以前よりも大きい力を発揮すんだ。田中、お前なら大丈夫だ。まあ、偉そうに言ってるけどよ、俺も常に、俺の前に、高い壁が立ちはだかんだよな。乗り越えても、乗り越えても。だからいまから、その壁を乗り越えようとしてんだよ。待っとけよ『G1』(※と言って1人で先に立ち去る)」
9.11新日本プロレスバックステージコメントより
お互いに心と体をぶつけ合った後にこんなコメントをもらったら泣く!!
そして名勝負製造機と言われる石井智宏でさえ常に壁が立ちはだかる状況の新日本プロレス。
でも石井選手のいう壁は他人ではなく、石井智宏自身なのではないかと感じました。
名勝負製造機 石井智宏自分自身との闘い
プロレスは1人では出来ません。(※飯伏選手を除いて)
相手の良さも引き出しつつ、自分の持ち味も出して勝つなんてめっちゃ難しい仕事。
石井選手は以前新日本プロレススマホサイトのインタビューで『名勝負をした記憶がない。満足した試合はない。』と発言していました。
ヘビー級の中で身長が170cmしかないというハンディを努力でカバーし、気持ちの伝わる闘いにいつもファンは魅了されています。
志が高く、今現在の自分自身に満足せず常にもっと~もっと~と努力し続け常にアップデートし続ける石井智宏。
毎試合、自分の持てる力100%で戦っているから私たちファンは石井選手に釘付けなのでしょう。
これからもそんな石井智宏から目が離せません!!
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