GLEAT最高峰のベルトG-REXをかけ王者 石田凱士 vs. T-Hawkがリングで向かい合いました。
ゴングがなっても微動だにしない2人。
テレビを通して緊張感が伝わってきます。
雄叫びを上げ顔を歪ませながら逆水平を打つ石田凱士。
カバーされてもカウント1で立ち上がったり、逆水平チョップを打たれても前へ前へと出ていく姿勢に観客も前のめり状態。
痛みと感情がだだ漏れてるって♡
お互いの意地と意地のぶつかり合いは、セコンドを連れてこずたった1人でリングに立ったT-Hawkに軍配が上がりました。
ファンの歓声が、T-Hawkを後押ししG-REXチャンピオンへと導きました。
初代G-REX王者になるのではないかと思われていたT-Hawk。
ところがエル・リンダマンが、その背中をずっと追い求めていたT-Hawkを下し初代G-REXチャンピオンとなりました。
約1年もの間エル・リンダマンはベルトを守り続けました。リンダマンに敗れたT-Hawkは挑戦表明しづらい状況だったのだろうと思われます。
弟分であるエル・リンダマンが、GLEATの代表として新日本プロレスに参戦。勝ち星には恵まれないながらも、インパクトを残しました。
そのことに対し、当然嫉妬もあったと思われます。
また元ドラゴンゲート出身の石田凱士がGLEATにやってきて、またたく間にトップ戦線に絡んで来たことに対しても心中穏やかではなかったはず。
そういう状況がこの日のT-Hawkを作ったのだと感じました。
ようやくGLEATの頂点に立ったT-Hawk。
王者になり、喜びを語るよりもGLEATの若手選手に発破をかけました。
GLEATといえばカズ・ハヤシ?田中稔?解説席にいるCIMA?ふざけんな!俺たち20代、30代がやらなきゃだめだろ。これからいい意味で空気を読まねえ。オレの道を突っ走る。
2023.4.12 T-Hawkコメントより
T-Hawkは、GLEAT若手選手の成長の遅さに焦燥感が高まったのではないでしょうか。
G-REX王者は、T-Hawkを含め全て元ドラゴンゲート所属だった選手。
自分自身が若い世代を引っ張ってもっとGLEATを引き上げなければならないと感じているのではないでしょうか。
これからT-HawkがどのようにGLEATしていくのかますます目が離せません。
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